| 本報告書は、平成13年度から平成17年度までに実施した立野ダムの放流設備に関する水理模型実験の検討結果をとりまとめたものである。立野ダムは白川水系白川に建設が計画されている治水のみを目的とした堤高90mの曲線重力式コンクリートダムである。立野ダムは、治水専用であり、常時は貯水しないため、ゲートレスの常用洪水吐きを河床付近の低標高に設置することにより、洪水吐きより土砂を流下させ、貯水池への堆砂の軽減、下流の土砂流下環境及び生態系を保全することを目的としている。立野ダムの水理模型実験については、平成元年度から実施されており、平成元年度~平成4年度分については、「土木研究所部内資料98号 立野ダム水理模型実験報告書平成5年2月」に、平成5年度分については「土木研究所部内資料第121号 立野ダム水理模型実験報告書(その2) 平成7年3月」に、平成7年度分については「土木研究所部内資料第134号 立野ダム水理模型実験報告書(その3) 平成9年3月」にとりまとめられている。本報告書では、これらの報告書に引き続き、非常用洪水吐き、動流部、常用洪水吐き、減勢工、下流河道及び仮排水路に関する検討結果をとりまとめた。 |