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 部分薄肉化PCL版を用いたトンネル補強工法に関する共同研究報告書

作成年度 2005 年度
論文名 部分薄肉化PCL版を用いたトンネル補強工法に関する共同研究報告書
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名 共同研究報告書
巻・号・回 第330号
発表年月日 2006/03/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
トンネルチーム真下英人、石村利明、箱石安彦
抄録
老朽化した既設トンネルの維持対策として、様々な補修・改修工法が提案・実施されている。しかし、実施されている多くは補修を目的とする工法で、トンネルを補強するという視点から新たな工法の開発が期待されている。PCL(Precast Concrete Lining)工法は、覆工の内側に覆工材(PCL版)を設置し裏込め材を注入することによって一体化し、片側相互交通開放下での施工ができるなど優れた特長を備えた補修・補強工法である。しかし、覆工材の設置で建築限界を確保できない断面では盤下げが必要工事費も増加するため、PCL版の肩部を薄肉化できれば建築限界の確保が可能と考えた。本研究においては、基礎試験として新素材である超高強度繊維補強コンクリートを適用した部分薄肉化PCL版の開発と曲げ試験、裏込め材の選定試験、ならびに継手部に関する曲げ試験を実施した。次に、荷重条件の異なる実大規模覆工載荷試験(載荷形式Ⅰ、載荷形式Ⅱ)により補強効果を確認した。部分薄肉化PCL版の補強効果としては、緩み荷重の作用を想定する載荷形式Ⅰでは無垢の覆工コンクリート(設計基準強度f'ck=18N/m㎡、厚さ300mm)の耐荷力と比較して193%、膨張性地山のように覆工全周への荷重の作用を想定する載荷形式Ⅱでは同様に71%の耐荷力を有していることが確認された。
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