国立研究開発法人土木研究所

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論文投稿 水みちの確率評価を用いたカーテングラウチングの深度の影響に関する基礎的検討

作成年度 2005 年度
論文名 水みちの確率評価を用いたカーテングラウチングの深度の影響に関する基礎的検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名 地盤工学研究発表会発表講演集
巻・号・回 第40回(CD-ROM)
発表年月日 2005/07/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
ダム構造物チーム佐藤弘行、山口嘉一
抄録
"グラウチングはダム基礎の遮水性を改良するために行われる。グラウチングを効率的に行うためには、ダム基礎の透水性の空間的な相関を考慮したうえで、その分布を精度良く推定する必要がある。しかし、グラウチングは地下を対象としており、またダム基礎の透水性にはばらつきが存在するため、透水性の推定には困難が伴う。そこで、ダム基礎の透水性の推定における不確実性を定量的に評価し、その不確実性が浸透特性の評価に及ぼす影響を検討する必要がある。透水性の空間的な相関や推定の不確実性による影響を評価するため、二次元浸透流解析のモンテカルロシミュレーションを行った。モンテカルロシミュレーションでの透水係数の分布の発生方法としては、地球統計学の手法を用いた。地球統計学の手法は、透水係数等の物性値の空間的な相関や推定に伴う不確実性を考慮した物性値の空間分布の推定が可能とするため、様々な工学分野で地球統計学の手法が用いられつつある。さらに、モンテカルロシミュレーションの結果にパーコレーション理論を適用して、主透水経路の評価を試みた。パーコレーション理論は様々な現象のつながりを分析するために用いられており、本論文では大きな流速を有する要素のつながりとして主透水経路の評価を試みた。地球統計学の手法により発生させられたランダムな透水係数の空間分布により、流速分布は大きく変化するため、主透水経路の形状も変化する。そこで、モンテカルロシミュレーションの結果から得られた主透水経路の形状の分布を確率的に評価することを試みた。また、グラウチングの施工深度や改良目標値によるダム基礎の浸透への影響についても同様の検討を行った。それにより、主透水経路の形成に対しては、透水性の空間的な相関、特に水平方向の相関による影響が大きいことがわかった。"
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