| " 本稿は,平成14 年度から16 年度にかけて行われた独立行政法人土木研究所「ずい道建設における吹付け作業時の発生粉じん量の低減技術および局所集じんシステムの開発に関する共同研究」の一環として行った実験の結果である.この共同研究は,圧縮空気を使わずに回転力によりコンクリートを吹付ける新しいシステムや液体急結剤による吹付けなど,様々な粉じん低減対策の効果の検証を目的としている. 本稿では,① 一般的な吹付けシステムにおいて液体急結剤を用いることによる粉じん低減対策(ケース1),② 圧縮空気を使わずに回転力によりコンクリートを吹付ける新しいシステム(エアレス吹付け機)による粉じん低減対策(ケース2)に関する実験結果を検討対象データとした. また,今回の吹付け実験では,① コンクリート材料,ベース配合はほぼ同じ(細骨材および粗骨材の種類・量がほぼ同じ)である② 模擬トンネル内における実験であり,吹付け面の状態はほぼ同じである③ 吹付け装置類は同じものを使用することから,吹付けコンクリートの特性に及ぼすコンクリート(モルタル)の塑性粘度の影響評価が可能と考えられる. 本実験では,吹付け時の粉じん濃度とコンクリート(ウェットスクリーニングモルタル)の塑性粘度の関係を調べた." |