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発表 中越地震で発生した二つの地すべりのせん断強度特性の比較

作成年度 2008 年度
論文名 中越地震で発生した二つの地すべりのせん断強度特性の比較
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第47回日本地すべり学会研究発表会
誌名 第47回日本地すべり学会研究発表会講演集
巻・号・回
発表年月日 2008/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土木研究所 土砂管理研究グループ 雪崩・地すべり研究センター丸山清輝
国土交通省北陸地方整備局 湯沢砂防事務所南雲克彦
抄録
中越地震により発生した地すべり地における、地すべり土塊の繰り返し及び静的リングせん断試験を実施した。その結果を以下に示す。(1)繰り返しリングせん断試験の結果、砂質土の東竹沢については、間隙水圧がせん断応力の繰り返し載荷の開始とともにせん断変位が生じる前から上昇した。一方の粘質土の尼谷地については、間隙水圧の上昇量は東竹沢の砂質土試料に比べて小さく、せん断変位を生じると同時に上昇した。(2)せん断応力はピークを示した後に、せん断変位の増大と有効垂直応力の低下とともに残留強度に収束したが、その低下量は東竹沢の砂質土の方が尼谷地の粘質土に比べて大きい。(3)静的リングせん断試験の結果、せん断面形成後のせん断応力のピーク値はせん断速度が大きいほど大きくなり、一方で残留強度はせん断速度が大きいほど低下量が大きい。中越地震における地すべりの大移動は、地すべりの移動速度が増すにしたがいせん断強度が大きく低下し生じたことが推定される。
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