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発表 宮ヶ瀬ダムの放流試験による河川流下有機物の変化とその要因

作成年度 2006 年度
論文名 宮ヶ瀬ダムの放流試験による河川流下有機物の変化とその要因
論文名(和訳)
論文副題
発表会 2006年度 河川技術に関するシンポジウム-新しい河川整備・管理の理念とそれを支援する河川技術に関するシンポジウム-
誌名 河川技術論文集
巻・号・回 第12巻
発表年月日 2006/06/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
河川生態チーム對馬孝治
河川生態チーム天野邦彦
河川生態チーム傳田正利
河川生態チーム時岡利和
自然共生研究センター皆川朋子
抄録
本研究では宮ヶ瀬ダムの弾力的管理の一環である放流試験において、流下する有機物の変化を明らかにする目的で調査を行った。相模川水系中津川の上流部に位置する宮ヶ瀬ダムの放流試験は2005年2月22日に行われ、河川水は中津川の3地点(ダムから1.5km、7.2km、12.8km)において1時間おきに10~11回採取した。1mm以上の流下物を除いた河川水の懸濁物については乾燥重量、強熱減量、炭素と窒素の含量、および炭素と窒素の安定同位体比を測定した。各採水地点では水位を10分おきに計測した。河床付着物は、放流試験前の2月10日にダムから最下流の採水地点まで1~3kmごと11地点で、放流試験前日(2月21日)と翌日(2月23日)には各採水地点で採取した。採取した河床付着物について、乾燥重量、炭素と窒素の含量、炭素と窒素の安定同位体比を測定した。宮ヶ瀬ダムの放流試験の際に下流河川を流下した懸濁態有機物の量について安定同位体比を用いて起源別に分類し,付着物の剥離や輸送には少なくともせん断力の200g・cm-1・s-2以上が必要であると示唆した.そしてこの条件となる流量はダムの存在によって現時点では頻度が減少していることを指摘し,放流試験の際の流量設定条件についても言及を行った.
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