国立研究開発法人土木研究所

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発表 メコン川流域における地域防災力向上に向けたICHARMの取り組み

作成年度 2009 年度
論文名 メコン川流域における地域防災力向上に向けたICHARMの取り組み
論文名(和訳)
論文副題
発表会 メコン川流域の環境保全・開発と国際支援に関する国際シンポジウム
誌名 メコン川流域の環境保全・開発と国際支援に関する国際シンポジウム
巻・号・回
発表年月日 2009/04/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水災害研究グループ防災チーム三宅 且仁
水災害研究グループ水文チーム深見 和彦
抄録
国による防災対応力が現地に届きにくい開発途上国においては、地方自治体やコミュニティーを中心とした地域密着型の防災力強化が重要であり、メコン川流域も例外ではない。世界の水災害の防止・軽減を目的に設立されたICHARMでは、ローカリズムを標語に様々な活動を行っているが、今般アジア太平洋水フォーラムの枠組で設立されたナレッジハブ(KH)としての活動の一環で、ADBと協力しつつメコン川下流域諸国に対して地域の防災力向上に資する技術支援を実施することとなった。その具現化の一環が地域に於ける水防災体制の現状を事前に総合的・客観的に把握するための「洪水準備体制の指標化」であり、このことにつき概説したい。さらに、洪水が現に発生しつつある段階において防災活動を開始するためのトリガー情報となる洪水予警報の充実のため、IFASと呼ぶ洪水予警報構築のための基盤となるパッケージソフトウェアの開発をICHARMにおいて進めており、それについても併せて報告する。IFASは、国際洪水ネットワーク(IFNet)が首唱する全球洪水警戒システム(GFAS: Global Flood Alert System)を流域スケールにおいて実現するためのツールとして位置付けられ、河川流域内の雨量情報がリアルタイムで収集できない河川においても洪水予測計算を可能とするとともに、現地河川技術者が、自ら開発者・所有者意識(ローカル・オーナーシップ)を持ってシステムの開発・改善に取り組むことができることを目指したシステムである。
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