国立研究開発法人土木研究所

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発表 千曲川高水敷におけるアレチウリ埋土種子の分布特性とその形成要因に関する研究

作成年度 2010 年度
論文名 千曲川高水敷におけるアレチウリ埋土種子の分布特性とその形成要因に関する研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第47回環境工学研究フォーラム
誌名 環境工学研究論文集
巻・号・回
発表年月日 2010/11/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
河川生態チーム傳田正利
河川生態チーム黒川貴弘
河川生態チーム三輪準二
抄録
本研究では、信濃川水系千曲川の河川高水敷において特定外来種アレチウリの埋土種子分布特性を調査した.河川高水敷をアレチウリが優占する景観A、アレチウリとハリエンジュが共存する景観B、オギ・ヤナギ等の水辺植生にアレチウリが覆いかぶさる景観Cという3つの景観の分類し、地中の埋土種子分布特性を評価した.また、平面2次元水理計算を行い各景観の冠水頻度や冠水時の流況を推定した.更に、発芽実験を行い、土中での埋土種子の分解状況がその発芽能力に与えた影響を評価した. その結果、3景観ともに、地表から0.1mまで埋土種子が集中する鉛直分布をしていた.景観ごとの埋土種子分布特性の違いに関しては、景観Aでは発芽能力が高い埋土種子数が著しく多く、景観Bでは発芽能力を持つ埋土種子が他の景観と比較して少なかった.景観Cでは、発芽能力を持つ埋土種子が他の景観と比較して著しく地表面に集中する特性があった.これらの各景観の埋土種子分布特性の差異の形成には、冠水頻度と冠水時の流況が影響を与えていると考えられた.河川管理の現場への応用を考えると、アレチウリの防除対策は、景観A、景観Cなどを中心として行う必要があると考えられた.
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