| 作成年度 | 2010 年度 |
|---|---|
| 論文名 | 木曽川ワンド群の冬季魚類群集に環境要因が及ぼす影響 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 2010年度日本魚類学会年会 |
| 誌名 | 2010年度日本魚類学会年会講演要旨 |
| 巻・号・回 | |
| 発表年月日 | 2010/09/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
|---|---|
| 独立行政法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 久米学 |
| 北海道大学大学院地球環境科学研究院、独立行政法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 根岸淳二郎 |
| 独立行政法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 佐川志朗 |
| 独立行政法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 宮下哲也 |
| 岐阜土木事務所、国土交通省中部地方整備局木曽川上流河川事務所調査課、独立行政法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 青木繁幸、大森徹治、真田誠至、萱場祐一 |
| 抄録 |
|---|
| 河川氾濫原に形成される一時水域(ワンド・タマリ)は、魚類にとって生育や繁殖に利用される重要な水域である。本研究では、木曽川ワンド群の環境条件と冬季魚類群集構造との関係を、特に冠水頻度に注目して調査を行った。その結果、7科19種1890個体の淡水魚類が採集され、水域の冠水頻度に応じて、魚類群集の種構成が変化した。これは、冠水頻度が低い水域では、魚類の本流からの移出入が制限されるためであると考えられる。また、冠水頻度が低い水域では、モツゴやフナなどの魚種が優先していた。いずれの水域でも冬季は溶存酸素濃度が2mg/L以下になることがなかったことから、夏季に低酸素環境になるため、そこに取り残された魚種のうち、低酸素耐性が高いモツゴなどの魚種のみが生残すると考えられた。これらの結果は、一時水域に生息する魚類の多様性は、冠水頻度と溶存酸素濃度に大きく影響されることを示唆するものである。 |