作成年度 | 2019 年度 |
---|---|
論文名 | デッキ進展き裂を有する鋼床版に対するSFRC舗装のき裂進展抑制効果 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集A1(構造・地震工学) |
巻・号・回 | Vol.75,No.2 |
発表年月日 | 2019/06/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
首都大学東京 | 村越 潤(MURAKOSHI Jun) |
法政大学 | 森 猛(MORI Takeshi) |
首都大学東京 | 幅 三四郎(HABA Sanshiro) |
(一社)施工技術総合研究所 | 小野 秀一(ONO Shuichi) |
元土木研究所 | 佐藤 歩(SATO Ayumu) |
CAESAR | 高橋 実(TAKAHASHI Minoru) |
抄録 |
---|
既設鋼床版のデッキプレートとリブとの溶接ルート部から,デッキプレート内に進展するき裂デッキ進展き裂の主たる原因は,比較的薄いデッキプレートの輪荷重載荷時の面外曲げであるとされており,疲労耐久性向上策として鋼繊維補強コンクリート(SFRC)舗装による補強工法が既に多くの既設鋼床版橋に適用されている.一方,き裂が内在する場合のSFRC舗装の効果については実験例が少なく,き裂の進展抑制効果は必ずしも明らかにされているわけではない.本研究では,横リブ交差部を模擬した鋼床版試験体に様々なな深さのデッキ進展き裂を導入した後に,SFRC舗装を施工して疲労試験を行うとともに,FEM解析によってき裂先端の応力拡大係数の評価を行い,SFRC舗装によるき裂の進展抑制効果を明らかにした. |