作成年度 | 2022 年度 |
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論文名 | 道路土工構造物ボックスカルバート用プレキャストコンクリート製品の継手構造及び耐久性評価に関する共同研究報告書(Ⅱ) |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第564号 |
発表年月日 | 2022/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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iMaRRC | 古賀 裕久(KOGA Hirohisa) |
iMaRRC | 櫻庭 浩樹(SAKURABA Hiroki) |
抄録 |
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近年、コンクリート構造物の建設における生産性向上が重要な課題となっており、プレキャスト製品のさらなる活用が期待されている。しかし、現状の技術規準類は主に現場打ちコンクリートに関する知見や経験に基づき整備されており、プレキャスト特有の配慮事項については、必ずしも明確でない点がある。本研究では、プレキャスト特有の事項として、蒸気養生とコンクリート表面の気泡跡に着目して検討を行った。蒸気養生に関する検討では、従来型と大型断面プレキャスト製品を想定した実験を行い、局所的な高温を避けるための配慮事項や部材厚さ等の製造条件がコンクリート温度に及ぼす影響を検討した。気泡跡に関する検討では、実大のプレキャスト製品を用いて気泡跡が物質透過抵抗性に及ぼす影響を検討した。前者の検討結果をまとめて、第Ⅱ部「プレキャスト工場における蒸気養生時の留意点の提案」を示した。 |