作成年度 | 2021 年度 |
---|---|
論文名 | インフラ施設の地震レジリエンス強化のための耐震技術の開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 研究開発プログラム報告書 |
巻・号・回 | 2021, No.4 |
発表年月日 | 2022/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
耐震研究監 | - |
抄録 |
---|
本研究プログラムでは、南海トラフの巨大地震、首都直下地震対策強化として、大地震発災後の救命・救助活動、被災地への広域的な物資輸送、経済産業を支えるサプライチェーンの回復等の社会機能維持のために必要な技術を開発する。このためには、従来の経験を超える大規模地震や地震後の複合災害への備えが必要と認識した。また熊本地震においても課題とされたが、設計法の確立が十分ではない土工構造物の変位ベース設計法(変形評価法)、地盤と基礎・地下構造物の動的相互作用評価法の確立が必要と考える。液状化については危険度を適切に評価し、対策を実施するためには、継続して評価方法を高精度化することが必要であり、構造物への影響も考慮されるべきである。以上を踏まえ設定した達成目標を以下に列挙する。 (1) 巨大地震に対する構造物の被害最小化技術・早期復旧技術の開発 (2) 地盤・地中・地上構造物に統一的に適用可能な耐震設計技術の開発 (3) 構造物への影響を考慮した地盤の液状化評価法の開発 |