作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 水関連災害が広域経済に与える影響のメカニズムの分析に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | 令和3年度 |
発表年月日 | 2022/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水災害研究グループ | 藤兼雅和、大原美保、南雲直子 |
抄録 |
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災害に対する強靭な地域社会の実現には、「致命的な被害を負わない強さ・速やかに回復するしなやかさ・減災のための緊急行動・よりよい復興」という4 つの要素が重要である。平成30 年(2018 年)7 月豪雨災害は、西日本の広域に渡る浸水・土砂災害を引き起こし、事業所の建屋・設備等の直接被害や、停電、断水や道路閉塞等により間接被害をもたらした。本研究は、「速やかに回復するしなやかさ」の実態把握を目的として、広島県・岡山県内の事業所を対象としたアンケート調査に基づき、被災状況に応じた本社、支社・支店、生産拠点の営業再開や生産活動の回復の推移を分析し、営業再開曲線や生産活動回復曲線の作成を行った。また、回復曲線に影響を与える要因の把握やそれらによる回復曲線の差異の把握を行った。 |