作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | XバンドMPレーダを用いた吹雪検知技術の高度化に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | 令和3年度 |
発表年月日 | 2022/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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雪氷チーム | 西村敦史、松下拓樹、大久保幸治、菅原邦泰、大宮哲 |
抄録 |
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本研究の目的は、X バンド MP レーダを用い 、地上における吹雪の発生状況を面的かつリアルタイムに把握する手法を構築することである。 まず、レーダデータから求めた降雪強度と風速より、上空における吹雪の強さの分布 (飛雪流量分布 )を推定した。 次に、風による降雪粒子の移流を考慮し、地上における飛雪流量分布を推定したほか、既往研究で得られた経験式を用い、視程分布に換算した。地上における実測値との比較検証によって、推定飛雪流量・推定 視程ともに概ね妥当であることが確認された。 最後に、このプロセスで推定した地上の視程分布と実際の交通事故事例の関係について整理した。 |