作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | グラウンドアンカーの残存緊張力評価に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | 令和3年度 |
発表年月日 | 2022/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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施工技術チーム | 間渕利明、近藤益央、小出央人 |
抄録 |
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グラウンドアンカー(以下、アンカーと呼ぶ)は施工後25年以上のアンカーが急速に増加し、道路斜面ではアンカーの施工実績が特に多いことから、変状が急増することが懸念される。西日本豪雨や北海道胆振東部地震等においては、アンカーが設置されたのり面では、アンカーの抑止効果により大規模崩壊を免れた事例が多くある。変状が起こる前に顕在化した要因・損傷に対して対応を怠ると部材の落下等により第三者被害につながるおそれがあるとともに、既存のアンカーが破断してしまう前に、顕在化した要因・損傷に対して道路管理者が適切に対応することが望まれている。本研究では、リフトオフ試験で得られる残存緊張力に着目し、リフトオフ試験結果に影響を及ぼす要因の抽出を行うと共に、その成果を取りまとめ、「グラウンドアンカー維持管理マニュアル」に反映させた。 |