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 大区画泥炭圃場の不同沈下要因の解明に関する研究

作成年度 2021 年度
論文名 大区画泥炭圃場の不同沈下要因の解明に関する研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名 成果報告書
巻・号・回 令和3年度
発表年月日 2022/03/31
所属研究室/機関名 著者名(英名)
資源保全チーム長竹新、松田俊之、 中山博敬、清水真理子 奥田涼太
抄録
大区画圃場で沈下量や泥炭性状の調査を行う場合、圃場内のどこを調査地点にすべきか悩む場面がある。本研究では一筆の大区画圃場において0~90 cm 深までを対象に貫入抵抗の計測(84 地点)、泥炭の含水比と強熱減量の分析(14 地点)を行った。その結果、大区画化前の圃場区画によって貫入抵抗と泥炭性状の深度分布が異なること、同一区画内においても貫入抵抗にムラがあることが分かった。また、盛土(鉱質土混じりの泥炭土)か非撹乱の泥炭土かを区別することで、貫入抵抗と含水比、貫入抵抗と強熱減量それぞれに負の相関が見られた。圃場の整備履歴と貫入抵抗を組み合わせることで、圃場内での泥炭性状の代表値やバラツキを考慮した調査地点の選定をしやすくなる可能性が示唆された。
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