作成年度 | 2021 年度 |
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論文名 | 寒冷沿岸施設における自然環境調和機能の評価に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | 令和3年度 |
発表年月日 | 2022/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水産土木チーム | 的野博行、河合浩、須藤賢哉、伊東公人、梶原瑠美子、稲葉信晴 |
抄録 |
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寒冷沿岸域の港湾・漁港施設における造成藻場の自然環境調和機能を評価するため、 北海道北東部に位置する元稲府漁港(雄武町)の二重堤間の造成藻場 を対象として、潜水調査と空撮 の関係から、 海藻被度を面的に把握する簡易な藻場の モニタリング 方法について検討した 。 本報告では 、 空撮写真を画像解析する際 、 R 、 G 、 B 値に差が出るように海藻被度を3 つの階級に区分した教師とすることで、問題のない精度で教師付き分類画像が作成でき、 二重堤間全域の海藻被度を面的に把握 できた。 また、潜水調査での測点間隔の違いによる分類精度の比較により、効率的な調査手法についても検討することができた。 これにより 、 経年的 に簡易な 造成藻場の 現状把握 が可能となり、 本 手法 を 造成藻場の維持管理手法 として 提案した。 |