作成年度 | 2022 年度 |
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論文名 | 湧水が確認された道路盛土の電気探査による地下水の浸透経路の把握 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 物理探査学会第147回学術講演会 |
誌名 | 物理探査学会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2022/11/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 | 大石佑輔 |
土木研究所 | 尾西恭亮 |
土木研究所 | 加藤俊二 |
土木研究所 | 東拓生 |
応用地質 | 佐々木直也 |
抄録 |
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道路盛土の安全性を評価するためには、盛土内部の地下水の状態を把握することが重要である。本発表では、のり尻から湧水が確認されている道路盛土において電気探査を実施した。解析で得られた比抵抗構造で、低比抵抗を示す範囲は、旧地形の沢筋に沿って分布していた。また低比抵抗を示す端部は、旧地形の沢尻であった箇所に対応し、そこで湧水が確認されている。旧地形と電気探査の結果を総合的に解釈した結果、盛土内部で地下水は旧地形に沿って浸透している経路を推定した。電気探査は盛土内部の地下水の状態を推定するうえで有効な手段であるかもしれない。 |