作成年度 | 2022 年度 |
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論文名 | 実橋PC上部構造の載荷試験による破壊過程の考察と上部構造全体評価のための簡易解析手法の構築 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集E2(材料・コンクリート構造) |
巻・号・回 | Vol.78, No.4 |
発表年月日 | 2022/10/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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CAESAR | 吉田 英二 |
ナカノフドー建設 | 大島 義信 |
川田建設 | 北野 勇一 |
CAESAR | 石田 雅博 |
京都大学 | 山本 貴士 |
抄録 |
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本研究では、実際のPC橋梁を現地で破壊試験することで、上部構造全体としての破壊性状を把握するとともに、その破壊安全性を評価できる解析モデルを提案している。破壊試験の結果,上部構造として配置された主桁がせん断耐力に達した場合でも上部構造としては横桁や間詰部を介して荷重が再分配され、変形性能が保たれることが明らかとなった。また、その結果を活用し構築した拡張骨組みモデルは、破壊した上部構造の挙動を概ね再現が可能であることがわかった。さらに,拡張骨組みモデルは、設計で考慮する荷重モデルを適用できることから、上部構造全体の破壊安全性の評価や破壊過程を検証する手法として有効であることがわかった。 |