作成年度 | 2022 年度 |
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論文名 | 崩壊シナリオデザイン設計法の実現に向けた耐力階層化鉄筋を用いたRC橋脚の載荷実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集A1(構造・地震工学) |
巻・号・回 | Vol.78, No.4 |
発表年月日 | 2022/09/27 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所道路技術研究グループ(研究当時:構造物メンテナンス研究センター) | 横澤直人 |
土木研究所構造物メンテナンス研究センター | 河原井耕介 |
研究当時:土木研究所構造物メンテナンス研究センター | 中尾尚史 |
研究当時:土木研究所構造物メンテナンス研究センター | 石崎覚史 |
土木研究所構造物メンテナンス研究センター | 大住道生 |
抄録 |
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道路橋の設計で用いられる地震動は,既往の地震被害や調査研究を基に,地震動特性等のばらつきを考慮して設定されているが,実際には設計地震動を上回る地震動が作用する可能性は否定できない.そこで,筆者らは,設計地震動を上回る地震動を受けた場合でも,機能が損なわれない又は早期に機能復旧できる道路橋を実現する崩壊シナリオデザイン設計法を提案し,当該設計法を実現する手段として,耐力階層化鉄筋を用いたRC橋脚を検討してきた.本研究では,耐力階層化鉄筋を用いたRC橋脚の載荷実験を行い,耐力階層化鉄筋によって橋脚の耐力が増加することを確認した.また,耐力階層化鉄筋の遊間長の設定には,塑性ヒンジ領域の曲率の影響に加えて,軸方向鉄筋の伸び出し及びRC橋脚の残留伸びの影響を考慮する必要があることが明らかになった. |