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発表 蒸気養生を用いて製造される大断面プレキャストコンクリートの温度管理に関する検討

作成年度 2022 年度
論文名 蒸気養生を用いて製造される大断面プレキャストコンクリートの温度管理に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会 コンクリート構造物の補修,補強,アップグレードシンポジウム
誌名 コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集
巻・号・回 Vol.22
発表年月日 2022/10/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
材料資源研究グループ櫻庭浩樹
材料資源研究グループ古賀裕久
道路プレキャストコンクリート製品技術協会高松芳徳
道路プレキャストコンクリート製品技術協会井上幸一
抄録
プレキャストコンクリートは,強度発現を促進して早期に脱型等を行えるようにするため,蒸気養生を用いて製造されるが,過度にコンクリート温度が高くなると遅延エトリンガイト生成(DEF)による劣化が懸念される.本論文では,近年,活用が進んでいる大断面のプレキャストコンクリートを想定した蒸気養生実験を行い,部材厚がコンクリート温度に与える影響を検討した.また,実験結果と整合する熱伝導解析方法を用いて,部材厚,打込み温度および蒸気養生条件がコンクリート温度に及ぼす影響を検討し,打込み温度が25℃程度,蒸気養生の最高温度が40℃を超えた場合には,DEFの目安となるコンクリート温度70℃を超える場合があることを示した.
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