作成年度 | 2023 年度 |
---|---|
論文名 | リフトオフ試験で得られる荷重変位関係に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第35回日本道路会議 |
誌名 | 第35回日本道路会議 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2023/11/01 ~ 2023/11/02 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
施工技術チーム | 近藤 益央(KONDO Masuo) |
施工技術チーム | 間渕 利明(MABUCHI Toshiaki) |
抄録 |
---|
斜面安定のため施工されたグラウンドアンカー(以下、アンカーと呼ぶ)の残存緊張力調査として、リフトオフ試験が実施されることが多い。定着具が浮上った状態をリフトオフと呼び、その時の荷重をリフトオフ荷重として、当該アンカーに作用している残存緊張力としている。またリフトオフ後の荷重変位関係得られる勾配から見かけの自由長を算出することも出来る。 しかし、アンカーのリフトオフ試験を実施すると、リフトオフまでの間に荷重変位勾配が変化する事例や、リフトオフ後の荷重変位関係が載荷時と除荷時で大きく乖離する事例などがある。 本稿では、このようなリフトオフ試験時の荷重変位関係に着目して、残存緊張力と見かけの自由長以外の情報がリフトオフ試験から得られる可能性について考察する。 |