作成年度 | 2023 年度 |
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論文名 | 画像解析技術活用に向けた切羽写真撮影条件に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | (一社)建設コンサルタンツ協会 近畿支部 研究発表会 |
誌名 | 令和5年度 研究発表会 |
巻・号・回 | 56 |
発表年月日 | 2023/11/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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中央復建コンサルタンツ(株) | 田村 賢人(TAMURA Kento) |
施工技術チーム | 佐々木 亨(SASAKI Toru) |
トンネルチーム | 菊地 浩貴(KIKUCHI Koki) |
トンネルチーム | 日下 敦(KUSAKA Atsushi) |
抄録 |
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山岳トンネルの切羽評価に画像解析技術を活用する際に求められる切羽写真の撮影条件等を明らかにすることを目的に,切羽写真の撮影条件に関する評価方法を提案するとともに,撮影条件が切羽写真の画質や画像解析の出力結果に及ぼす影響について分析した.具体的には,道路トンネル施工時に取得した切羽写真を用い,深層学習により構築した,切羽写真から上半切羽面領域のみを抽出可能なトリミングシステムおよび抽出した上半切羽面を対象に類似の切羽を出力可能な類似切羽検索システムを試行し,その出力結果を分析した.分析の結果,写真の解像度やF 値等のカメラ設定に関する評価点を満たすことで,撮影された切羽写真の画質や画像解析の出力結果について一定の精度が得られることを確認した.また,画像解析技術の活用を見据えた,切羽写真撮影時のカメラ設定以外の留意事項を抽出した. |