作成年度 | 2023 年度 |
---|---|
論文名 | 変状対策工の変状発生メカニズムを考慮した発生要因に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第33回トンネル工学研究発表会 |
誌名 | トンネル工学論文集 |
巻・号・回 | 33 1 |
発表年月日 | 2023/11/21 ~ 2023/11/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
トンネルチーム | 森本 智(MORIMOTO Satoshi) |
トンネルチーム | 日下 敦(KUSAKA Atsushi) |
トンネルチーム | 廣田 彰久(HIROTA Akihisa) |
抄録 |
---|
トンネル覆工に変状が生じた場合,健全性の診断結果 にもとづいて, トンネルの構造安定性や利用者の安全性 を確保する観点から変状対策エ(以下「対策エ」)が設 置されるが,対策工を設置した後に,対策工自体が劣 化・破損した事例が散見される.対策工に変状が顕在化 した場合は,早期に認知し,変状現象や発生要因等を踏 まえて,適切に健全性を診断し,措置の必要性を検討す る必要がある便覧1)では変状区分(外カ・材質劣化・ 漏水)に応じた判定を行うとされている一方,対策工の 変状を判定する際の目安が示されていない.また,対策 工の変状発生メカニズムを踏まえて判定を行うことが適 切な診断につながると考えられるが,対策工の変状発生 メカニズムは十分な整理がなされていない. 本研究では,対策工の変状事例について整理し,変状 発生メカニズムとして3種類を提案し,変状発生メカニ ズム毎に発生要因について分析した.また,はく落対策 工の設計・施工状況や施工後の点検結果について整理し, はく落対策工の変状の発生過程について分析した. |