作成年度 | 2023 年度 |
---|---|
論文名 | トンネル更新工事における要求性能と覆工切削型工法における一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | インフラメンテナンス総合委員会インフラメンテナンス実践研究論文集編集小委員会 |
誌名 | インフラメンテナンス実践研究論文集 |
巻・号・回 | 3 |
発表年月日 | 2023/11/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
鉄建建設株式会社 | 宇田 誠(Makoto Uda) |
鉄建建設株式会社 | 西脇 敬一(Keiichi Nishiwaki) |
トンネルチーム | 日下 敦(Atsushi Kusaka) |
東京都立大学 | 砂金 伸治(Nobuharu Isago) |
鉄建建設株式会社 | 杉田 崇(Takashi Sugita) |
抄録 |
---|
供用後,長期間経過したトンネルでは,老朽化により材質劣化や漏水などによる覆工の変状が多く発生 し,利用者の安全性の確保が課題となる場合がある.このようなトンネルでは,通行止め等による社会的 な影響を考慮すると,供用しながら覆工の打替え等の更新工事を行うことが望ましく,今後において対応 が必要になるケースの増加が見込まれている.一方,現行のトンネルの更新工事においては,施工中にお ける利用者の安全の確保が必要であるとともに,経済性に関する課題や工期が長いなど,合理的な施工方 法の確立には多くの課題を抱えているこのため,筆者らは, トンネルの合理的な更新に資する工法の検 討とともに,更新を行うにあたっての根幹となるトンネル構造に求められる力学的特性の研究を行った. 本稿では,山岳工法で建設された道路トンネルの更新工事で想定される要求性能を述べるとともに検討し た覆工切削型の更新工法の特徴や適用性,および要求性能との関連性を考察した結果について述べる. |