作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | タイ工業団地における洪水災害に対する教訓集 ~2011年洪水の経験から~ |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木研究所資料 |
巻・号・回 | 第4291号 |
発表年月日 | 2014/11/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水災害・リスクマネジメント国際センター | 澤野 久弥、栗林 大輔、萩原 葉子 |
抄録 |
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2011 年にタイ国チャオプラヤ川において発生した洪水は、同国に800 名以上の死者、約400 億ドル以上の経済被害(世界銀行推定)という甚大な被害をもたらした。チャオプラヤ川流域は地形的特性からすれば洪水常襲地であり、治水対策が大幅に改善されたとしても、洪水被害リスクが完全に無くなるわけではない。この教訓集は2012 年11 月に(独)国際協力機構(JICA)、タイ国・ロジャナ工業団地等の協力を得て、日系企業を対象に実施した聞き取り調査の結果をまとめたものである。これらは、2011 年の洪水災害に直接対応した日系企業の駐在員の方々の大変貴重な生の声であり、洪水から約3 年以上が経過した現在、そのような記憶を風化させないためにも、このたび「教訓集」としてより広く結果を共有させていただくことにした。 |