作成年度 | 2024 年度 |
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論文名 | 流入下水におけるマイクロプラスチックへの化学物質吸着と複合体の生物影響評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第61回下水道研究発表会 |
誌名 | |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2024/07/30 ~ 2024/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水質チーム | 村田里美(MURATA Satomi) |
水質チーム | 北村友一(KITAMURA Tomokazu) |
水質チーム | 對馬育夫(TSUSHIMA Ikuo) |
水質チーム(現:国総研) | 山下洋正(YAMASHITA Hiromasa) |
抄録 |
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近年マイクロプラスチック(MPs)が水生生物に及ぼす影響が懸念されており、下水中にもMPsの存在が報告されている。一方、下水には医薬品や金属物質等の化学物質も存在するため、MPsとの共存により化学物質がMPsに吸着する可能性が考えられる。MPsの生物影響に関する既往報告では、市販のMPsをそのまま使用する手法が一般的であるが、実環境での影響を評価するためには下水中の化学物質とMPsの複合体を用いる必要があると考えられる。そこで本研究では、粒子状MPsを流入下水に暴露し、下水処理水中で優先的に吸着する化学物質を明らかにした上で、それらのMPsと化学物質の複合体を用いて藻類に対する影響を検討した。 |