作成年度 | 2024 年度 |
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論文名 | 土地利用の異なる河川における流量減少時の河川水質への下水処理水の影響解析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第61回下水道研究発表会 |
誌名 | |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2024/07/30 ~ 2024/08/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水質チーム | 北村友一(KITAMURA Tomokazu) |
水質チーム | 對馬育夫(TUSHIMA Ikuo) |
水質チーム | 村田里美(MURATA Satomi) |
水質チーム | 山下洋正(YAMASHITA Hiromasa) |
水質チーム | 阿部翔太(ABE Syota) |
抄録 |
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気候変動による降雨パターンの変化は河川流量に変化を生じる可能性があり、河川流量減少時は水質の悪化が懸念される。流域の土地利用の違いと流量減少時の水質変化特性を明らかにするため、鶴見川、久慈川、多摩川をケーススタディとし、国交省水文水質DBの観測地点の流量と各水質値を用いて解析を行った。都市河川である鶴見川、森林河川である久慈川では、流量減少時の水質に顕著な変化はみられなかったが、多摩川中流域以降では流量減少時にCOD、T-N、亜鉛等が上昇する傾向がみられた。これは、上流域が森林、中流域以降が都市河川である多摩川では、中流域以降で流量減少時に下水処理水の存在割合が顕著に高くなるためと考えられた。 |