作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 大型模型を使用した河川堤防の盤膨れ対策に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木研究所資料 |
巻・号・回 | 第4267号 |
発表年月日 | 2014/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質・振動チーム | 佐々木哲也、増山博之、齊藤由紀子、石原雅規、森啓年、平林学、吉田直人 |
抄録 |
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河川堤防の基礎地盤の透水性が高く表層に透水性の低い被覆土が存在する場合に、河川水位が上昇すると、堤内地の被覆土が膨らむように変形(盤膨れ)し、さらには被覆土を突き破り水や土砂が噴出することがある。このような盤膨れに対しては、川表側において矢板を打設するなど基礎地盤への水の浸透を抑制する対策が実施されることが多い。一方で、川裏側で基礎地盤に浸透した水を穏やかに排水させることにより、被覆土層下面に作用する揚圧力を低減する対策もあるが、その効果を検証した事例は少ない。そこで、本研究では、堤防高さ1.25m の大型模型や高さ10m の堤防を模擬した遠心模型を用いて浸透実験及び浸透流解析を行った。その結果、川裏側のり尻付近に設置した透水トレンチや排水管の盤膨れに対する効果を確認するとともに、対策工の規模に応じて盤膨れを抑制する効果が異なることが明らかとなった。 |