作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 鉄筋コンクリート橋脚の地震時限界状態の評価手法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木研究所資料 |
巻・号・回 | 第4262号 |
発表年月日 | 2013/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造物メンテナンス研究センター | 星隈 順一、堺 淳一、小森 暢行、坂柳 皓文 |
抄録 |
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本研究は、曲げ破壊型の鉄筋コンクリート橋脚(RC橋脚)に対する限界状態の評価手法の推定精度向上を図ることを目的とし、耐震性能の観点から限界状態を定義するとともに、その限界状態に達する変位の推定手法の検討を行ったものである。本研究では、曲げ破壊型のRC橋脚の損傷プロセスのうち軸方向鉄筋のはらみ出しに着目し、RC橋脚の限界状態の評価を軸方向鉄筋のひずみに関連づけて行うこととした。軸方向鉄筋のはらみ出し時の鉄筋ひずみは、軸方向鉄筋のはらみ出しに対する抵抗および拘束をパラメータとした重回帰分析により近似式を求め算出した。算出された鉄筋ひずみをRC橋脚の限界状態時のひずみとして、RC橋脚の限界状態時の変位を求めると実験における限界状態時の変位を精度良く推定することができた。 |