作成年度 | 2022 年度 |
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論文名 | 地形の影響を考慮した土工構造物等の排水性向上技術に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2023/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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防災地質チーム | 倉橋稔幸 |
抄録 |
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近年、北海道をはじめとした積雪寒冷地においても、台風の上陸や線状降水帯の発生に伴う豪雨の発生頻度が 増加傾向にある。本研究では、平成28 年8 月北海道豪雨により土工構造物等が被災を受けた一般国道274 号日 勝峠で発生した38 件の切土のり面崩壊事例及び14 件の土石流を周氷河斜面の被災代表事例として分析し、地形 地質調査、土質力学試験及び表面水と地下水の流動を考慮した高精度な三次元数値シミュレーションを実施した。 その結果、周氷河斜面における切土のり面崩壊を3 形態に分類したほか、周氷河斜面の流出係数が現行の基準に おいて妥当な範囲であることを明らかにした。 |