作成年度 | 2022 年度 |
---|---|
論文名 | 侵略的外来種コクチバスが河川生態系に及ぼす影響の評価と分布拡大防止策の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2023/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
自然共生研究センター | 森照貴 |
抄録 |
---|
コクチバスは近年、日本の河川において急激に分布を拡大しており、捕食による在来種や水産有用魚種への影響 が懸念されている。一方で、河川での根絶や個体数管理の手法は確立されていないため、生態的知見の蓄積と管理 手法の開発が求められている。本研究では、空間分布モデルを構築することにより、コクチバスの潜在的な生息河 川をマップ化し、既存の個体群モデルを用いることで、根絶や低密度管理に必要となる駆除努力量について試算し た。さらに、水系内に広域に分布するとされているコクチバスの流程分布を環境DNA により明らかにし、冬季の 移動特性や越冬環境について超音波テレメトリーを用いて調査した。 |