作成年度 | 2013 年度 |
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論文名 | 軸方向鉄筋のはらみ出し現象に着目した鉄筋コンクリート橋脚の塑性ヒンジ長の推定手法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木研究所資料 |
巻・号・回 | 第4257号 |
発表年月日 | 2013/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造物メンテナンス研究センター | 星隈順一、堺淳一、小森暢行 |
抄録 |
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土木研究所資料第3748 号において,有限変形理論に基づくFEMによる塑性座屈解析が実施され,既往の鉄筋コンクリート橋脚の正負交番載荷実験との比較を通じて,橋脚基部に発生する軸方向鉄筋のはらみ出し長と塑性ヒンジ長の関係が明らかにし,これを基に塑性ヒンジ長の算定式が提案した。本研究では,対象実験を追加するとともに軸方向鉄筋のひずみ硬化やかぶりコンクリートによる軸方向鉄筋のはらみ出しに対する拘束効果がFEMによる塑性座屈解析に与える影響を明らかにするための検討を行った。本検討結果を踏まえて,鉄筋コンクリート橋脚の設計限界状態に相当する変位の推定に用いる塑性ヒンジ長の提案を行った。 |