作成年度 | 2022 年度 |
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論文名 | 水災害・危機管理意識の向上に資するリスク・コミュニケーションシステムの開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2023/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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ICHARM | 新屋孝文 |
抄録 |
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近年頻発する水災害時に生じる地域住民の避難遅れが深刻な問題となっている。水災害が迫りつつあるときに、 一人一人が想像力を高めて事前に行動するための心理的な“ラストワンマイル”を埋めるとともに、ハード整備 や土地利用の誘導による平時からの対策についての合意形成を進め、水災害に対してレジリエントな社会を構築 していくことが求められている。本研究は、目標①:水災害の統合的な再現、可視化、目標②:心理プロセスの 特徴を踏まえたシステム設計の達成のため、個人にとっては一般的に極めて稀な事象である水災害を仮想空間に おいて疑似体験できる仮想洪水体験システムを開発した。新潟県阿賀町における令和元年(2019 年)台風19 号 時の水災害に適応した結果、水災害状況の再現性の検証を行い、良好な水災害再現状況を確認した。 |