作成年度 | 2022 年度 |
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論文名 | ゴム支承のゴム鋼板接着性の機能評価手法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2023/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地構造チーム | 畠山 乃 |
抄録 |
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支承に機能障害が生じると期待する性能が発揮されないだけでなく、上下部構造にも損傷を与えることがあるため、供用期間中、適切に機能を保持する必要がある。さらに、地震時でも上部工を支える機能を発揮するために、ゴムと内部鋼板の接着力が要求性能を常に満足することが重要である。しかし,ゴム支承内部のゴムと鋼板の接着力の変化を定量的に評価することが困難であり、接着力の低下が確認できたとしても、接着力を保持、回復する対策は既存技術にはない。このため、設置初期の品質が重要である。 現在の評価手法である90°剥離強さ試験で求められる規格値について、ゴム支承の挙動と要求性能との対応が不明確であることから、90°剥離強さ試験と一面せん断試験を行い、ゴムと鋼板の接着力について検討を行うとともに、各試験をモデルとした数値解析により抵抗特性に応じたゴムと鋼板の接着性の機能評価手法について検討を行った。 |