作成年度 | 2022 年度 |
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論文名 | 積雪寒冷地における土木施設の歴史的価値の判断手法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2023/03/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地域景観チーム | 福島宏文 |
抄録 |
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歴史的価値を持つ土木施設を使いながら保全していくことは、資産価値の最大化に寄与する。そのため、土木施設の有する歴史的価値を把握し、その価値を尊重した維持管理手法が必要とされる。本研究では、戦後北海道内で建設された橋梁を対象として、形式、建設年、支間長等の指標で整理分類し、戦後橋梁の歴史的価値を効率的に把握する手法を提案した。また、戦後北海道で普及した木コンクリート橋を事例に、現地や文献の追加調査を行い、木コンクリート橋の価値を踏まえた保全策を示した。以上の知見を活用し、土木学会と連携して北海道の戦後土木構造物の保全事例をとりまとめ、選奨土木遺産の選定や候補案の検討を支援した。 |