作成年度 | 2024 年度 |
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論文名 | 有害鉱物によるコンクリート劣化のリスクマネジメントに関する調査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2024/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質チーム | 品川俊介 |
抄録 |
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有害鉱物を含む骨材の利用に当たっては、劣化要因を解明したうえで原石山における有害鉱物の混入を管理する必要がある。本研究では、有害鉱物のうち、黄鉄鉱および濁沸石を含有するコンクリート供試体について、屋外曝露試験の実施と動弾性係数の測定等を行った。その結果、黄鉄鉱の劣化機構を明らかにしたことに加え、許容できる混入率の上限値や基準値を再検討する必要性が見出された。また、骨材への混入管理のための簡便な調査手法の開発として、光源が不規則な野外におけるハイパースペクトルカメラを用いた濁沸石の同定を試みた。その解析には深層学習である畳み込みニューラルネットワークが有効であった。 |