作成年度 | 2024 年度 |
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論文名 | 道路盛土・擁壁の性能設計概念に基づく新たな設計照査手法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2024/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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施工技術チーム | 間渕利明 |
抄録 |
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本研究では、道路盛土及びコンクリート擁壁を対象とした照査する設計状態と限界状態の検討を行うことを目的に、 盛土・擁壁の変状事例を整理した。また、設計における不確実性を評価することを目的に、擁壁等の裏込め土に用いる 土の土質特性の統計分析、既往の実験結果を用いた常時土圧の不確実性に関する統計分析、遠心模型実験を用いた地震 時土圧算出上の不確実性の分析を行った。さらに、常時土圧及び地震時土圧について、信頼性設計に向けた評価手法の 改良及び提案を試みた。その結果、現行設計で用いられる単位体積重量の標準値や常時土圧・地震時土圧の算定式は土 質の不確実性を考慮し安全側に設定されていることを把握した。さらに、常時土圧についてはその予測精度を改善する 予測手法の修正方法を提案した。 |