作成年度 | 2024 年度 |
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論文名 | 水辺空間整備事業効果の評価手法に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2024/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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流域生態チーム | 崎谷和貴 |
抄録 |
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水辺空間整備の効果は、レクリエーションに基づくものから心理的なものまで多様に存在しており、CVM を 用いた総合的な経済評価が行われている。一方で、個々の事業効果については体系的な評価項目・手法が整理さ れておらず、各現場の創意工夫で対応されている状況にあり、整備効果を体系的に整理し、評価手法としてとり まとめることが求められている。そのため、本研究では、既存の事業評価資料および河川以外の分野の評価事例 から水辺空間整備事業の評価項目を抽出するとともに生態系サービスからのアプローチを組み合わせつつ、評価 項目の体系化を行い、評価手法として取りまとめた。なお、体系化においては、整備により利用者の心理面•利便 面の満足度が変化し、これらが利用状況の変化につながり、地域の経済•社会面や文化•教育面で波及的な効果を もたらす効果の発生過程に着目して整理した。 |