作成年度 | 2024 年度 |
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論文名 | 建設廃棄物の有効利用方法の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2024/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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iMaRRC | 岡安祐司 |
抄録 |
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現在、建設廃棄物の約95%は再生資材として利用されており、高い再資源化率を維持しているが、今後はリサ イクルの質にも着目することが必要となっている。建設系副産物のより一層の有効利用に向け、①建設廃棄物の 質に着目した再資源化可能性調査、②建設廃棄物中の資源物質の利用可能性調査を目的に研究を実施した。令和 4 年度は建設廃棄物の質として有機性の副産物について調査を行い、泥炭及び浄水発生土に着目した。特に浄水 発生土については、ろ過方法だけでなく原水水質の影響を強く受けており、浄水場ごとに性状が大きく異なるこ とが予想された。令和5 年度は、消化汚泥を用いた泥炭及び浄水発生土の嫌気性消化試験を行い、特に藻類を主 体とする浄水発生土については、メタンとしてエネルギーを回収できる可能性が示唆された。 |