作成年度 | 2024 年度 |
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論文名 | 冬期におけるコンクリート工の施工環境に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2024/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 島多昭典 |
抄録 |
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コンクリート工の施工条件・現場条件に応じた早期スケーリング劣化の要因の調査・分析を行った事例はない。本研究では、耐久性を確保する施工管理において、冬期施工時の温度制御(給熱)養生日数だけでなく、材齢初期の湿潤養生日数の不足が早期スケーリング劣化につながることを明らかにし、これに加えて日射、水掛かり、凍結防止剤散布量等の凍害促進要因が重なることで劣化が促進されることを検証した。これらの調査結果から、設計・施工時までフィードバックして維持管理に活用できるように、コンクリートの配合、養生日数や温度、水掛かり防止のための対策等、上記検討で明らかにした将来的な劣化に影響する種々の設計・施工条件をBIM/CIMの属性情報として記録し、活用することを提案した。 |