作成年度 | 2024 年度 |
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論文名 | 頻発する豪雨による河床低下・二極化の評価技術に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2024/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 大串弘哉 |
抄録 |
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出水時に河岸が侵食されることによって、HWL 以下の出水時でも堤防被災に至る事例が見られる。これは、河 道内の砂州や流路の固定化等により横断面内の比高差が増大すること(河道の二極化)によって河道内で偏流が 生じやすくなることが大きな要因の一つである。そのため、こうした比高差がどの程度増大すると河岸侵食の危 険性があるのかを評価することは河道管理上重要となる。そこで、本研究では、河道横断形状に着目した河岸侵 食危険度評価技術の開発を行った。まず、水理実験を通じて比高差(砂州波高)と河岸侵食の関係を調べた。そ れを踏まえて、比高差の増大に起因した偏流による河岸侵食危険度を表す指標について検討し、その妥当性を実 河川データにより検証した。これらの成果ついて報告する。 |