作成年度 | 2024 年度 |
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論文名 | 結氷河川の解氷現象の解明と監視技術の開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2024/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地河川チーム | 大串弘哉 |
抄録 |
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本研究では、アイスジャム(流下した河氷が河道内で堆積する現象)の発生過程と発生因子を明らかにするとともに、アイスジャムを早期段階で検知可能な監視技術の開発を行った。アイスジャムの発生規模を定量的に評価するために、水位上昇量△Hを指標とした。△Hに影響を及ぼす気象因子としては、累加降雨量の影響が大きく、最高気温の影響が小さいことが明らかとなった。深層学習モデルを活用することで、CCTV 等のカメラ画像からアイスジャムを自動的に検知するモデルを構築した。本モデルを実映像に適用し、画像から3 つの物理的指標(河氷被覆率、物体の動き、水位)を抽出することで、アイスジャムを適切に検知できるシステムを開発した。 |