作成年度 | 2024 年度 |
---|---|
論文名 | アンサンブル気候予測データベースを用いた吹雪障害指標の将来予測の可能性に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木研究所 |
誌名 | 成果報告書 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2024/10/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
雪氷チーム | 西村敦史 |
抄録 |
---|
本研究の目的は、アンサンブル気候予測データベース(d4PDF)を用いて極端事象を含む吹雪障害の指標につ いて、適切なバイアス補正手法およびその発生や強度の将来変化を確率論的に予測し評価する手法を提案するこ とである。まず、北海道内のアメダス 4 地点および道路テレメータ 2 地点を選定し、気温、風速、降雪強度に対 してバイアス補正を施した。その後、吹雪障害の指標である時間吹雪量を d4PDF の現在気候実験と 2℃昇温実験 において算出した。その結果、極端事象を含む吹雪障害の将来における発生傾向について、定量的な評価が可能 となることが明らかにされた。 |