作成年度 | 2024 年度 |
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論文名 | 特定酵素基質培地を用いた下水試料の大腸菌測定法の性能確認方法に関する考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第36回 環境システム計測制御(EICA)研究発表会 |
誌名 | |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2024/10/22 ~ 2024/10/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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流域水環境研究グループ | 山下洋正(YAMASHITA Hiromasa) |
流域水環境研究グループ | 諏訪守(SUWA Mamoru) |
国総研 | 松橋学(MATSUHASHI Manabu) |
国総研 | 重村浩之(SHIGEMURA Hiroyuki) |
抄録 |
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下水道法の放流水の水質基準および水質汚濁防止法の排水基準において、衛生指標の水質項目が大腸菌群数から大腸菌数に変更される。あわせて大腸菌測定の公定法を定める必要があり、特定酵素基質培地を用いた混釈平板法について、必要な性能確認に関する検討の一部を、本研究にて実施した。公定法に採用するための測定法に求められる性能として、回収率(真度)、繰り返し精度、室間精度について、複数の市販培地における組成の違いや希釈水の種類の違い、試料中の大腸菌濃度の影響を含めて検討した。大腸菌の標準試料を添加した測定試験や実下水試料測定のデータに基づき、それぞれ確認を行った。 許容可能な精度が得られる培地組成、大腸菌濃度、希釈水種類等を明らかにし、確認方法の適用性や測定の実用面における技術的課題も含めて考察を行った。 |