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 低温積雪時に発生する出水災害の影響分析と対策技術に関する検討

作成年度 2012 年度
論文名 低温積雪時に発生する出水災害の影響分析と対策技術に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名 土木研究所資料
巻・号・回 第4236号
発表年月日 2012/08/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒地土木研究所 技術開発調整監付寒地機械技術チーム柳沢雄二、片野浩司、牧野正敏、上野仁士、今滝茂樹、平伴斉、堀田歩
抄録
近年、北海道では冬期でも降雨があり、これにより河川周辺の雪が融け出すため、融雪分を含めた雨量以上の出水となる場合がある。また、低温積雪条件下での災害対応は、除雪の必要性や現場状況の悪化等、作業を遅延させる要因が増える。さらに、北海道は広域分散型の地域構造であるため、各地域による着実な災害対策が求められる。そこで、本検討では、冬期気象状況の影響による出水災害対応を検討し、このような冬期間の融雪など多様化する現場状況に対応可能な排水ポンプ設置支援装置を試作して、試験運用を行い、その有効性を見出した。また、広域的な災害復旧支援体制を確保するため、災害対策用機械の位置情報を蓄積、管理する運行管理システムの構築を行った。
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