作成年度 | 2012 年度 |
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論文名 | 地盤の圧密沈下により斜杭に作用する曲げの評価に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木研究所資料 |
巻・号・回 | 第4231号 |
発表年月日 | 2012/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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構造物メンテナンス研究センター | 中谷 昌一、七澤 利明、竹口 昌広、河野 哲也 |
抄録 |
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斜杭を有する基礎は水平方向の抵抗力が大きいため,軟弱な地盤において大きな水平変位が生じる可能性がある場合には,合理的な設計が可能になる.その一方で,軟弱な粘性土地盤において地盤の圧密沈下が生じる場合があるため,地盤の圧密沈下によって斜杭に作用する荷重を評価し,これに対して安全性を照査する必要がある.圧密沈下による荷重に対する照査法については既往の研究成果があるものの,その照査法の根拠となる実験は少ないために提案されている照査法の適用範囲が明らかではなく,条件によってはかなり大きな曲げモーメントが発生することが想定されることがあった.また,地盤の圧密沈下によって斜杭に生じた曲げモーメントが地震時にどのように変動するのかについては知見がなく,地震時の杭の部材照査にこの曲げモーメントを加味すべきかどうか,不明である.そこで,実験および解析的研究により,地盤の圧密沈下によって斜杭に作用する荷重およびそれによって斜杭に生じる曲げモーメントの評価方法を提案した. |