作成年度 | 2025 年度 |
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論文名 | 着氷モニタリングシステムの研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第604号 |
発表年月日 | 2025/04/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構航空技術部門 | 飯島 由美 |
寒地土木研究所 寒地道路研究グループ寒地交通チーム | 石田 樹、高橋 尚人、徳永 ロベルト |
国立大学法人北見工業大学社会環境工学科 | 舘山 一孝 |
抄録 |
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冬期の航空機運航や道路交通にとって機体や路面への着氷は事故の脅威となる。この脅威に対処するには、遠く離れた(リモート)場所から着氷の状態を計測(モニタリング)してその予兆を検知(センシング)する技術が求められる。リモートセンシングに用いられるセンサ技術には電磁波の波長が比較的短い可視光線や近赤外線を使うセンサと波長が長い熱赤外線やマイクロ波を使うセンサがある。これらのセンサが着氷の予兆を検知できるかは必ずしも明らかでなかった。 そこで本研究では、近赤外線とマイクロ波のセンサを使って機体や路面への着氷を計測・検知する技術の構築を目的とする。 研究の結果、機体や路面に氷が存在したときの近赤外線又はマイクロ波の反射の変化をモニタリングで捉えることにより、機体や路面への着氷の予兆を検知できることが分かった。 |