作成年度 | 2011 年度 |
---|---|
論文名 | 鉄筋溶接継ぎの信頼性向上にかかる研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木研究所資料 |
巻・号・回 | 第4220号 |
発表年月日 | 2012/03/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
基礎材料チーム | 渡辺博志、森濱和正、伊佐見和大 |
抄録 |
---|
溶接継手鉄筋の検査は,現在,ガス圧接継手用の超音波探傷試験(JIS Z 3062)が用いられているが,溶接継手に生じるキズは圧接継手の場合と異なり,溶接初層部(溶接断面の外周部)に生じやすいため,現在の検査では溶接部破断につながる欠陥の検出精度に問題がある。そのため,外周部を探傷できる新たな超音波探傷方法について検討した。はじめに人工キズを入れた試験片などによって外周部の探傷が可能かなどについて検討し,ほぼ理論どおりに伝搬し,外周部を探傷できることを確認した。次に,溶接継手試験片に新たな超音波探傷方法を適用し,探傷精度が高くなることを確認した。 |