作成年度 | 2025 年度 |
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論文名 | 長期間塩害環境下にあった高耐久コンクリートの物性評価に関する共同研究報告書 -高耐久コンクリート暴露20年以上の調査結果- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 共同研究報告書 |
巻・号・回 | 第600号 |
発表年月日 | 2025/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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先端材料資源研究センター | 古賀 裕久、片平 博、櫻庭 浩樹、小沢 拓弥、角田 貴也、陣内 真央 |
一般社団法人 プレストレスト・コンクリート建設業協会 | 臺 哲義、俵 道和、鈴木 雅博 |
抄録 |
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コンクリート構造物には種々の劣化メカニズムがあるが,特に塩害による鋼材腐食は,劣化の進行が速く,劣化した後の補修補強等が困難であることから,塩害の影響を受けることが想定される地域では特に配慮が必要である。水結合材比を低減させたコンクリートは塩害の浸透抵抗性に優れている。また,高炉スラグ微粉末など各種産業副産物を活用したコンクリートを有効利用することで,塩分浸透抵抗性を向上させる効果だけでなく,環境負荷低減も期待できる。 この共同研究では,水結合材比を低減させたコンクリートや混和材を活用したコンクリートを用いた場合の塩分浸透抵抗性等の物性について,20年以上長期の暴露試験により検証し,得られた試験結果をとりまとめた。 |